一年前に大震災が起きた日。
でも、追悼の思いも形も人それぞれ。
過ごし方のタブーは作らなくてもよいですよね。
日比谷公園のイベントや反原発デモを観察したり
有楽町で環境省によるがれき処理についての話を聞いたり
急きょ会った友人とビールを飲んだり
テレビ朝日の追悼番組を見たり
という日でした。
カジュアルなこと
おもしろいこと
ひねくれたこと
一日を通して
色々思ったことがありますが、
印象に残ったのは
「心を寄せる」
という言葉です。
行方不明の家族や友人を探し続ける方の気持ち
生きたいのに逃げられなかった方の気持ち
仮設住宅で暮らす方々の気持ち
震災のせいで仕事ができなくなった方々の気持ち
高濃度の放射線値が測定された地域に住み続ける方の気持ち
やむを得ず故郷から離れて暮らす方の気持ち
など
同じ経験をしていない
価値観が違う
という理由で、その方々の気持ちを真に理解はできていないです。
けれど、
「心を寄せる」
ことはできるのではないかと思っています。
という天皇陛下の追悼の言葉、心に響きました。
今日は何より
「心を寄せる」
ことを自分に留めたい。